長野善光寺の見どころまとめ!

旅行

「おてらツアーズ」にて
先日放映された、善光寺。

私も何度か行ったことがあります。
若いころ、出張で長野エリアに行き、
休日には同僚たちと善光寺へ。

森永乳業寄贈の乳牛の像にまたがり
テンション高く遊んだ覚えが・・・・

http://majo44.sakura.ne.jp/index.htm

・・・・恥ずかしい限りですな。

せっかくなら見どころをちゃんと押さえて
旅に行きたいですよね!

今日は善光寺の見どころについて
調べてみましたよ!

善光寺参りのついでに小布施に行くのもいいですよ!
小布施についてはこちらの記事で。

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善光寺の御開帳って?回向柱って何?

御開帳とは

善光寺の御本尊秘仏であり、ご住職でさえ
そのご尊顔を拝見することはできません。

善光寺の御本尊である「一光三尊阿弥陀如来」
(いっこうさんぞんあみだにょらい)は、
一つの後光の中に三仏が並ぶ、珍しいもので、
真ん中に阿弥陀如来、向かって右側に観音菩薩
左側に勢至菩薩がいらっしゃいます。

秘仏なのになぜそのお姿がわかるのかといいますと、
秘仏になって以降、
鎌倉時代に御本尊の身代わりとし、

「前立本尊(まえだちほんぞん)」が
造られた
からです。
※前立本尊はご本尊と同じ姿をしているとされています。

前立本尊は普段は宝庫に保管されていて、
七年に一度の御開帳の時だけ
見ることができます。

ご本尊の身代わりである
「前立本尊」を本堂にお迎えするのが

いわゆる御開帳なのです。

 

回向柱(えこうばしら)とは?

御開帳の期間中、本堂の前には
45cm角、長さが10mほどの柱が建てられます。
それが回向柱です。

http://www.gokaicho.com/

回向柱は前立本尊の中央にいらっしゃる
阿弥陀如来の右手中指と糸でつながっています。
回向柱にさわることは、
すなわち前立本尊にさわるのと同じこと
とされ、阿弥陀如来と、
ありがたい縁が結ばれると言われています。

2廻り前の御開帳の時、
私は母を連れて善光寺詣でに行ったのですが、
それはそれは混雑していました。
御開帳のありがたみもピンとこないまま、
なんとなく回向柱を触った私でしたが、
ぜひもう一度行って、ありがたがって触れてみたいです。

回向柱は、代々松代(まつしろ)から寄進されており、
牛に引かれて善光寺にやってきます。

http://www.gokaicho.com/

道中の引き綱に触るとご利益があると言われ、
沿道にはたくさんの人が詰めかけるそうです。

 

善光寺は御朱印がすごい

近年、御朱印を集めている人も結構な数いますよね。
私も寺社仏閣巡りは大好きなので、
いろんなところで結構な数お参りしています。
集めようと思っておけばよかったなと、
今更ながら思いますね。

善光寺の御朱印は何もない通常時でも
20種類ほど
あるんだそうです。
どれも美しい印で御朱印の旅にも人気があるようです。

 

本堂の御朱印 https://kinarino.jp/

 

各お堂の御朱印を繋げると、
一枚の絵になるものもあります。

 

善光寺の見どころ

善光寺は「無宗教」のお寺。
いわゆる曹洞宗やら禅宗やら浄土真宗やら
関係なく参拝できるお寺です。

また、昔から女性が参拝できる
唯一のお寺でもありました。
昔は女性は不浄とされ、
お寺詣りができなかったみたいなんですよね。
ほんと信じがたい理不尽さです。
みんな女から生まれてくるんじゃ、
何が不浄じゃと思いますわ。

プンプンしたところで
善光寺の見どころについて語っていきますね!

 

鳩字の額で鳩探し

「鳩字の額(はとじのがく)」とは
善光寺の山門に掲げられている額
のことなのですが
ここには5羽のハトが隠れています。
わかります?

 

そして牛の顔も。

これ、最後に行ったときにはちょうど山門の修繕中で
見ることができなかったんですよね。
現在では山門の修復は完了し、素晴らしい姿が見られます。

 

釈迦堂の等身大の寝仏

日本でここにしかない
人と同じくらいの大きさの寝姿の仏像
「釈迦涅槃像」があります。

大きさは166cmなので、
小柄な男性くらいの身長でしょうか。
「ここにしかない」って言われると見たくなりません?

 

爪彫如来

目の病気をよくしてくれると信仰されています。
…老眼も良くしてもらえたらいいなぁ…
これは親鸞聖人が爪で彫ったとされる
阿弥陀如来なのだそうですよ。

 

 

ここからは本堂の中になるんですが、
本堂の中はこんな感じ。
御開帳の最中はこのほかに前立て本尊
どこかに配されていると思います。

なんか見どころ満載な感じですけど
数度訪れているにもかかわらず
本堂の中はびんずる尊者と
お戒壇巡りの印象しかないんですよねえ。

全体的に薄暗く
ご本尊の入っている瑠璃壇
善光寺を開山した本田善光やその奥様、子を
御神体として祀っている御三卿に至っては
見れた気がしないんですよね。

お戒壇巡りの暗闇の上に座しているようなので
多分見ることはできないのでは、と思います。

 

びんずる尊者

「なでぼとけ」と言われ、
この像の自分が治療したい部分をなでると
良くなると言われているんです。
だからあちこち撫でられて
場所によってはつるつるに減ってしまっています。

お釈迦様の弟子である十六羅漢の一人で、
神通力が非常に強かったと伝えられています。
本堂に入って最初に見るのが
こちら
だと思います。

私は肩こりがあるので、
肩のあたりに触れさせてもらいました。

 

お戒壇巡り

真っ暗な中を進む
若者にとってはアトラクションにも感じる場所
…ではなく。

真っ暗な中にある「極楽の錠前」に触れることにより
亡くなる際に、ちゃんとお迎えに来てもらえる約束を
いただける
という場所。

この階段を降りると、ひたすらに暗いです。
壁に触りながら前に進んでいくと、
中ほど、腰くらいの高さに錠前があります。

大体ここは混んでいるので、
誰かが「あ、あった!!」
「ここここ!!」など囁きあっていて
だいたいの場所はわかると思います。

…協力し合って生きていきなさいね、
ということなのかなーなんて思いますね。

 

まとめ

善光寺は無宗教のお寺で、
どんな宗派の人もお参りすることができます。
2022年
7年に一度の御開帳の年。

この機会に善光寺に行くのはどうでしょうか?

御開帳の期間は
令和4年4月3日(日)~6月29日(水)

御開帳の期間中、本殿前に建てられる回向柱
前立本尊と糸でつながっており、
回向柱に触れること前立本尊に触れることと同等とされ、
阿弥陀如来とありがたいご縁が結ばれるとされています。

回向柱以外にも善光寺には見どころがあり、
御朱印も美しく、御朱印の旅でも人気があるそうです。

私がお勧めするのは、
山門の鳩字の額で鳩探し
日本でここにしかない等身大涅槃像がある釈迦堂
目の病気をよくしてくれるという爪彫如来

本堂内では
・触ったところの病治癒にびんずる尊者
・亡くなった時にお迎えにちゃんと
来てもらえる約束ができるお戒壇巡り

などです。

善光寺周辺は緑も多く、
雨降りでなければ、何をするでもなく
ぶらぶらと散策するのも気持ちいいと思いますよ。

 

善光寺
住所:長野県長野市長野元善町491
HP:https://www.zenkoji.jp/
事務局への連絡は026-231-3591

駐車場は第五駐車場までありますが、
高さ制限がある駐車場が多いです。
背の高い車にお乗りの方は第4駐車場に向かうといいですよ。

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