1億3000万人のSHOWチャンネルで
和倉温泉の加賀屋が出ていましたね。
39年連続で部屋食日本一の宿に輝いたお宿です。
和倉温泉には
母や夫と一緒に訪れたことがありますが、
現在いろんなサービスを行っているようです。
先日、「ロンブーの釣りなら任せろ」でも
安井まゆちゃんが
番組内で和倉温泉の観光案内をしていました♡
この時の彼女は髪を切り、髪色がピンクなのですが、
それもかわゆいのです。
今は髪色が普通になっていますね。
若い華やかな女の子って見てて癒されるわ。
さておき、和倉温泉。
そして加賀屋。
和倉温泉と加賀屋について
詳しく調べてみましたよ。
和倉温泉とは
和倉温泉は石川県の能登半島の中ほどにある
とても景色のいい温泉地です。
ちょうど能登半島に穴が開いたような
七尾湾に面し、
すぐ近くには七尾湾に浮かぶ島
「能登島」へ渡る橋もあります。
また開湯から1200年という、
歴史の古い温泉で、
高温で豊富な湯量が魅力。
約80度の高温の源泉は、無色透明。
海の温泉なので塩分が豊富に含まれています。
でも、最初は陸に出ていた温泉だったのですよ。
地殻変動で湯の湧口が海の中に入ったようです。
それを漁師さんが見つけたのが始まり。
「湯の湧き出づる浦」
↓
「湧き浦(わきうら)」
↓
「和倉」
となったようですよ。
有名になったのは江戸時代に入ってから。
加賀藩の二代当主が和倉温泉の湯を取り寄せ、
治療したことで評判の湯となったのです。
世界的にも評価が高く、
明治13年にドイツで開催された万国鉱泉博覧会で、
「世界三等鉱泉」になりました。
和倉温泉の泉質と薬効は、
昔から高く評価されているということですね。
さて、その泉質と薬効ですが、大きく3つ。
- 傷や皮膚病に作用する殺菌作用。
- 塩分が皮膚につくことで
汗の蒸発を抑える保湿・保温効果。 - 塩分が毛穴を引き締めて
肌をなめらかにする美肌効果。
その他、神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、
切り傷、冷え性、などに効果があるそうですよ。
飲用の効果もあって、
2倍に薄めて飲用すると、
胃腸や貧血などに良いみたい。
※ミネラルや塩分が多いので、
高血圧や腎臓病、心臓病、
むくみのある方は飲泉には不向きです。
和倉温泉の観光
和倉温泉総湯
いわゆる共同浴場で、
地元の人も観光客も利用できます。
源泉100%!
外には無料の足湯と飲める温泉があります。
湯元の広場で温泉卵づくり
源泉が湧き出る広場。
源泉の湧き出ているところに、
生たまごを入れると
ほんのり塩味の温泉たまごのできあがり!
お子さん連れのご家庭には
特におすすめです。
※卵は近隣のお店でも売っています。
観光で訪れる人が購入できるようにでしょうね。
作り方は簡単で、
湯壺に入れて待つだけ。
季節によって待ち時間はちょっと変わります。
春から秋は13分から16分。
冬は18分から25分だそう。
和倉温泉スイーツめぐり ~2023.3.31
今年度のイベントとして
スイーツ巡りが企画されています。
和倉温泉街にあるスイーツ店で使える
スイーツめぐり券で3店舗利用できます。
※参加店舗は10店舗です。
3枚綴りになっていて600円。
店舗ごとに提供するスイーツは異なり、
シュークリームやロールケーキ、
ソフトクリーム、パフェなど様々。
それぞれ200円で食べられるって
魅力的ですよね!!
スイーツめぐり券は各旅館のフロントや、
和倉温泉観光協会窓口で購入できます。
旅館組合に入っていないお宿の場合は
観光協会の窓口での購入になりますね。
観光協会の住所は石川県七尾市和倉町2-13-1。
電話番号は0767-62-1555 です。
青林寺
明治42年に皇太子殿下(のちの大正天皇)が
和倉に訪れた時の休憩所として建てられた
「御便殿(ごべんでん)」。
2017年10月に国登録有形文化財に登録されました。
その本殿部分が青林寺に移築され
現在に至ります。
本殿は総ヒノキ造りで
格天井などの豪華な作り。
そういうものを拝観できる機会って
あまりないもので、ぜひ立ち寄りたいですね。
法事などの行事で見られない場合もあるので
青林寺にお電話の上、向かってくださいね。
拝観には500円かかります。
観光協会で5日前までに予約すれば
写経・座禅体験もできます。
(1,500円)
観光協会:0767-62-1555
青林寺
住所:七尾市和倉町レ部61
電話:0767-62-2836
和倉温泉の宿「加賀屋」
さて、部屋食日本一の宿加賀屋。
幼いころ、母が
「今度の社員旅行、加賀屋なん!!」
って興奮して話していたのを思い出すにつけ、
昔から有名なお宿なのね、と思いますね。
創業は明治39年。
昭和33年の富山国体の際は、
昭和天皇、皇后の両陛下がお泊りになった
由緒正しきお宿でもあります。
しかもその後も
現上皇陛下が皇太子時代、
平成天皇時代の二度、宿泊。
現天皇陛下、皇后陛下が皇太子時代に
宿泊されています。
…それってね、
泊まった時にすごく良かったから
再度お泊りになったんだと思うの。
宮内庁の人々が選ぶにしてもよ!!
そんなお宿の客室やお料理、宿泊費など
調べてみましたよ。
加賀屋のおもてなし
到着の際は
お抹茶とオリジナル和菓子が出るらしいです。
いや、ちょっと高めの宿ならどこでも
仲居さんがお茶を淹れてくれて
名物和菓子とともに「どうぞ」してくれますけどね。
お抹茶を立て、
練りきりの和菓子とともに
出してくれるとこなんて
私知らない!!!
すごく手間のかかったおもてなし
だと思います!
「おもてなしの心を大切に」というのは
先代女将の教えのようです。
和倉温泉の名物女将として有名だったようです。
深夜や早朝に出立されるお客様も
先代女将はお見送りを
丁寧にされていたそうで、
あまりにもいつでも宿にいるので
夜も寝ないで頑張れる「化け物だ」と
噂されることもあったそう。
でもね、いくら疲れていても
お客様をお見送りしないと
気が済まなかっただけのことで、
意識してやっていたことではなかったのですって。
そういう丁寧なもてなす心が
加賀屋の薫陶として残っているのでしょう。
素敵ですよね。
そんな宿で働きたいって思う人も
多くいそうです。
加賀屋の客室
客室にはもちろん
いろんな値段のものがあり、
壁の色や床の間の位置などもさまざま。
でもどのお部屋でも同じことがあります。
ゆとりのある広さで、
純和風のしつらえがされています。
一般客室でもこんなに素敵なの。
貴賓室はもう、、、
伝統工芸の粋を集めた調度品など
「THE 日本の美」な空間が!
加賀屋の料理
加賀屋のおもてなしの心は
料理人にも伝搬し
「さすが、加賀屋の料理人」と
言ってもらえるよう
丁寧な仕事がされているようです。
職人も加賀屋のプライドを持って
働いているということです。
能登の四季の山海の幸を使用し、
丁寧に仕上げられています。
そして長年加賀屋にて培った和食の調理技術に加え、
日々、新たな試みも取り入れながらの
職人の技術の粋が楽しめるのです。
冬だと、日本一との呼び声の高い能登鰤や
アンコウ鍋、甘エビ、そして能登カニ。
春はイサザや、
山菜の天ぷら、ホタルイカ、
フグ料理など。
イサザはいわゆる「しらうお」です。
有名なのは踊り食い。
揚げ物や卵とじも美味しいんですって。
夏は海の幸が豊富なので、
お造りに力が入るようですね。
そして珍しいのが赤西貝。
能登の七尾湾特有の巻貝で、
しこしこした食感と甘味が特徴。
ここでしか食べられない貴重な貝です。
秋は山の幸が豊かなので、
能登の山の幸松茸と組み合わせたお料理も。
そして天然アワビ。
風味や食感など最高に美味しいアワビ。
貝類は取れた場所が豊かだと
格別に美味しく育ちますからね。
加賀屋の宿泊費
もちろんお部屋やプラン、
日にちによって異なります。
部屋食のプランだとやはりお高め。
4名一室の一般客室のプランだと25,000円くらいから。
能登カニ料理の特別室のプランだと72,000円くらいから。
でもね、「早割り」という
60日前までに予約すると
お得に泊れるプランがあるので、
それで部屋食のプランを予約するとよさそうです。
一般客室じゃなくても4万円台からありましたよ!
予約は加賀屋のHPでもできます。
加賀屋
住所:石川県七尾市和倉町ヨ部80番地
電話:0767-62-1111
HP:https://www.kagaya.co.jp/
まとめ
日本海側有数の温泉地、
和倉温泉とそこのある宿「加賀屋」について
調べてみました。
和倉温泉は温泉地としてはもちろん
観光地としても魅力的です。
泊らなくても入れる共同浴場
「和倉温泉総湯」で
温泉だけを楽しむこともできますし、
源泉が出ている「湯元の広場」では
温泉卵を作ることもできます。
また、今年度は
和倉温泉スイーツめぐりと称した
和倉温泉街のスイーツ店をお得に楽しめる
スイーツめぐり券も発行されています。
歴史的建造物「御便殿」がある青林寺も
行ってみたい場所です。
そしてそして
和倉温泉街でも有名な宿「加賀屋」は
部屋食日本一の宿。
おもてなしの心を徹底している宿で、
皇室のご利用もあるほど。
おもてなしはもちろんですが、
お料理もすごく美味しそう!!
母の米寿の祝いにきょうだいで訪れるのもありだなと
調べながら思ったTAPUでした。
和倉温泉に訪れる際の参考になれば幸いです。
ここまでご覧いただきましてありがとうございました!
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