御城印って聞いたことありますか?
私は浜松城の話題にて最近知ったばかりです。
流行りものなのかなぁと思いつつ
いろんなものがあるなぁと思いつつ
歴史的建造物であるお城を
ミーハーな感じで汚してほしくないなぁなんて
偉そうなことを思ったのですが、
案外最近のものでもなさそうです。
築城450周年の浜松城のことも気になったので
一緒に調べてみましたよ。
御城印とはなんぞや?
まずこの読み方ですが
「ごじょういん」と読みます。
この「御城印」という字の感じ、
どこかで見覚えがありませんか?
そう!
「御朱印」です。
御朱印は寺社仏閣において
参拝の証としておされる印のことです。
印の他に寺社仏閣名やご本尊、
参拝日などが墨書きされることが多いみたいですね。
では御城印は。
御城印は御朱印とは少々異なります。
宗教や信仰につながるものではなくて、
登城した記念の印、
もっと言えば
記念スタンプみたいなものです。
御城印はどっちかというと
観光用の記念ものなのかな~と思いますね。
御朱印帳に押してもらうものではないことを
認識しておいた方がよさそうです。
特にお城の中や、城跡にあるお寺や神社の御朱印と
御城印を混同しないように気を付けましょうね。
御城印の歴史
300円ほどの御城印ですが、
その収益はお城の改修などに充てられています。
地震で大変なことになってしまった
熊本城の修繕のために、
御城印の収益を熊本城へ贈るお城もあったようで、
相互協力のために
使用されていることもうかがえますね。
最初は長野県の松本城が始めたとされています。
そこからいろんなお城に波及し、
今では多くのお城で頒布されています。
いまでは200城以上に御城印があります。
![](https://gunenyawa.com/wp-content/uploads/2021/05/779b1fc9808b2e6d913dfb5c24906293-500x219.jpg)
出典:NPO法人江戸城天守を再建する会
歴史的には最近始まったことではなく、
平成の初め頃からなので
始まってから30年くらいたちますね。
帳面に記入したり押印されるものではなく、
頒布されるもののようですよ。
どこのお城でも、だいたい和紙などに印刷されたものに
手書きで日付を記入してあります。
築城記念などでいつもと違うものが頒布されることもあり、
それを狙ってお城を訪れる人もいるようですね。
浜松城について
浜松城は1570年から存在しています。
もともとは引間城というお城だったものを
徳川家康が改修して浜松城としたようです。
去年450年の節目を迎えたのを機に、
天守閣の内部展示をリニューアルしました。
このリニューアルオープン、2021年の1月1日に行われました。
御城印も450年を記念した特別なものが頒布されたようです。
…でもこの御城印は過去のお話みたい。
残念ながら記念の御朱印は令和二年限定。
なーんだ。
ちょっとがっかりですが、
天守閣内部はリニューアルされています。
![](https://gunenyawa.com/wp-content/uploads/2021/05/39a922b211478670ea53b4ef59a3f39a-500x281.png)
出典:浜松市HP
![](https://gunenyawa.com/wp-content/uploads/2021/05/f0170dc096cab70fc9f18178ddf4290a-500x281.png)
出典:浜松市HP
内部展示は家康が居城とした17年間を中心に
450年間の変遷を追ったものに
変わっています。
こういうのを見るのも楽しいものですよね。
浜松城は浜松城公園の中にあり、
無料の駐車場のあるので、向かいやすいですね。
まとめ
御城印とは登城記念のスタンプのようなもので
御朱印とは全く異なるもの。
和紙などに印刷されたものに
日付を手書きで記入したものを
300円程度で頒布しているお城が多いです。
浜松城の築城450年記念の御城印は
2020年限定でした
今年は普通の御城印かと思われます。
新しい御城印が出る時は
浜松城公園のHPでアナウンスされるみたいです。
ほかのお城でもそういったアナウンスはありそうなので
御城印を集めたい場合はチェックしたほうがいいですね。
2021年の元旦に天守閣はリニューアルオープンしたので
新しい天守閣展示を見に行くのもいいと思います!
ここまでご覧くださりありがとうございました。
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