※個人的意見です。
ディーン藤岡さんと、
がんちゃんこと岩田剛典さんが演じる
日本版リメイクともいうべきドラマ「シャーロック」。
映画版もできましたね。
イギリスで放映されていた原作?
元バージョン「SHERLOCK」のリメイクみたいなものなので
楽しみにドラマを途中まで見たんですけど…
なんか違う感というか…
見るのをやめてしまいました。
…私が大好きな「イギリス版シャーロック」は
ものすごく振り切れていて面白かったんですよ。
※私の主観です。
今日はイギリス版シャーロックの魅力、
登場人物たちについて
ただただ語らせて下され。
※イギリス版のシャーロックは完結済みです。
ネタバレやや含みますがご勘弁。
原作のイギリス版シャーロックとは
アーサー・コナン・ドイルの
シャーロックホームズシリーズをもとに
イギリスのBBC(英国放送協会)により
製作されたTVドラマ「SHERLOCK」。
映画にもなりました。
※BBCは日本でいうところのNHKのような公共放送局です。
TVドラマと言っても1話あたり1時間半ほどの、
土曜ワイド劇場的な長さです。
なので、一話完結の事件が多いです。
それも好きな理由のひとつかも。
現代でシャーロック・ホームズが活躍する物語。
タイムスリップとかでなく。
現代に存在するシャーロックたちが、現代の事件を現代風に
解決していく物語です。
新聞じゃなくてネットで、
電報じゃなくてメールで、
馬車じゃなくてタクシーで事件に向かいます。
でもコナン・ドイルの物語にも沿って。
現代的ににアレンジされた事件が起こります。
これがめちゃめちゃ面白いんですよ。
原作のイギリス版シャーロックの魅力 主な登場人物
シャーロック・ホームズ (ベネディクト・カンバーバッチ)
すごく有名な俳優さんが演じ手で、
私は大好きですが、
万人受けするイケメンではありませんね。
でもそこがいいんです。
かっこいいこと言っても、
気取ったことしても、なんかコミカル。
嫌味がないんですよね。
変人具合が容姿に妙にマッチしていて、ほんっと好き。
イギリス版シャーロックの主役であるシャーロックは
頭の回転が速く、自分と兄のマイクロフト以外が
バカに見えて仕方がない人。
ある種のコミュ障だと思います。
自分のペースでしか動かないので、
友人と言える人物は皆無でした。
実はマイクロフトには
コンプレックスを感じているんじゃないかな。
年の離れたお兄ちゃんなのと
「お前はバカだなぁ」と
(多分悪気なく)言われて育っているので。
シャーロックが大切に思っている人物は
家族以外に数人。
※マイクロフトのことは自分より
ずっと優れていると思っているせいか
あまり「守る」意識はなさそうですけどね。
ジョン
メアリー
ハドソンさん
モリ―(検死医。何時もシャーロックの力になってくれる。)
アイリーン・アドラー
このくらいかな。
※モリ―は記事に乗っけていません。
シャーロックの愛は深いので
彼らに害成す相手には容赦がありません。
不器用な人にありがちなやつですが、
本当に突き抜けて容赦ない。
自分すら差し出します。
大事な人を護るために同じことをできるかな?って思うと
私は疑問に感じざるを得ない。たぶんできない。
外国のドラマって、法律的なこととか含め、
キャラのやることなすこと突き抜けてるので、
それがまた面白いんですよね。
漫画みたいな感じとでも言いましょうか。
ジョン・ワトソン (マーティン・フリーマン)
内緒にしているミドルネームはヘイミッシュです。
このワトソンは私が持ってるワトソン像と
ちょっと違って、かわいかった♡
くそ真面目ぽいイメージを持っていたのですけど、
常識的で人懐こい
イギリス版シャーロックでのワトソン。
「ワトソン君」ではなく「ジョン」。
純粋にホームズの天才具合を尊敬していて、
まっすぐに称えるところが素敵。
性格のよさがうかがえます。
ホームズの持つ危うさを心配しつつ
見守る優しい人。
いてほしい、こんな相棒。
マイクロフト・ホームズ ( マーク・ゲイティス)
シャーロックの年の離れたお兄ちゃん。
ツンキャラだけど、心底弟を心配している人。
なかなか弟に愛が伝わらないのが切ない。
イギリス政府の中枢部にいる人。
シャーロック以上に頭脳明晰。
そして変人。
この人もシャーロック同様、
なんかコミカルで好き。
脚本に携わったりしてる俳優さんです。
演じてるキャラとのギャップがすごいんで、
名優ですよね。
ハドソンさん (ユーナ・スタッブス)
コナン・ドイルの原作では下宿屋の女主人として描かれ、
年齢とか容姿は全然描かれません。
イギリス版シャーロックに登場するハドソンさんは
魅力的なかわいいおばあちゃま。
ホームズにベイカーストリート221Bの
2階を貸している大家さんです。
1階に住んでいます。
とんでもない夫を持ち、
その夫を死刑にする証拠をくれたことが
ホームズと知り合ったきっかけ。
ポールダンサーなど、
とんでもなく意外な過去を持ち、
面白く、キュートな人柄。
身をもってホームズを守ることもありました。
こんなおばあちゃんに私はなりたい。
この女優さん、すごく魅力的です。
でも昨年、84歳で天に召されてしまいました。
原作のイギリス版シャーロックの魅力 たまに登場する癖のある人たち
ジム・モリアーティ (アンドリュー・スコット)
コナン・ドイルの原作では
ライヘンバッハの滝で命を落とす
ホームズにとって最大の敵。
ガリガリのおじいちゃんのはずなんだが。
イギリス版シャーロックでは若いですね。
「コンサルタント犯罪者」を自称。
事件の犯人たちに資金提供や犯罪手法を伝授し、
自分では手を汚さないタイプ。
頭脳明晰で、
やはりシャーロックにとって最大の敵です。
演技も上手なんですよね、このモリアーティ。
ゲイのふりをしてみたり、被害者面もうまい。
そして、シャーロックの大事な人たちを
人質にとり、ホームズを追い詰め、
自らは銃で自殺をします。
…でも、死んで終了ではありません。
生前に色んな仕掛けを施して、
彼は死んでいくんです。
本当に怖い敵です。
アイリーン・アドラー (ララ・パルヴァー)
コナン・ドイルの原作では
「ボヘミアの醜聞」という短編に登場。
知性でシャーロックを翻弄した数少ない人物の一人。
けっこう女性をバカにしていたホームズが、
ボヘミアの醜聞以降、
女性蔑視的なことを言わなくなるくらいに
影響されています。
イギリス版シャーロックに登場するアイリーンは、
支配的な女王様キャラ。
容姿も美しいので、かっこよくてかっこよくて、
女の私でもうっとりしちゃいます。
そして知性でシャーロックを翻弄しつつ、
シャーロックに心を奪われているのがカワイイ。
彼女の携帯のロック解除画面を見たとき、
私はキュンキュンしましたよ。
この人を助けにシャーロックは
砂漠にも飛んでいくんだよね。
シャーロックもアイリーンのことを好きだと思う。
二人の関係がもどかしくてキュンがいっぱいです。
チャールズ・アウグストゥス・マグヌセン (ラース・ミケルセン)
こんなに嫌な奴いるんだなって…
そんなキャラ。
メディア王ですが、その実、
西側諸国の著名人の個人情報や秘密、弱みを握ることで
政治的影響力を行使します。
まぁ、恐喝していうこと聞かせるんですわ。
この人も非常に優れた能力を持っています。
記憶の達人です。
私もあんな風な記憶力が欲しいわ。
コナン・ドイルの原作にマグヌセンは出てきませんけど、
モデルは恐らく「犯人は二人」のロンドンの恐喝王
チャールズ・ミルバートン。
演じる俳優さんは、
ファンタビ3のグリンデルワルド役の俳優さんの
お兄さんです。
兄弟での露出も結構してますね。
イギリス版シャーロックでの幕切れは
賛否両論あると思いますが、
私はスカッとして好きです。
メアリー・モースタン ( アマンダ・アビントン)
途中から登場する彼女。
看護士さんで、ワトソンの恋人、のちに妻。
主な登場人物でもいいくらい、
後半は重要人物になります。
記憶力がよく、頭の回転が速い、
ものすごく気の利く人。
それもそのはずでこの人の過去は暗殺者。
それをネタにマグヌセンに脅迫されていました。
救ったのはシャーロックです。
そして後に、シャーロックも彼女に救われることになります。
まとめ
多少のネタバレ含め、
イギリス版のシャーロックの魅力を語ってみました。
魅力的な俳優陣が演じる登場人物の魅力もそうだし、
キャラの振り切れ感がやっぱすごいの!!
日本版シャーロックファンにも
是非見てみてほしいなあと思います!
ここまでご覧いただきましてありがとうございました!
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