江戸前あさりはどんなアサリ？どこで買えるの？通信販売は？

食彩の王国で江戸前あさりが
紹介されていましたね。

漁獲高が年々減り、
いまでは手に入れにくいあさりです。
…気になるじゃないですか！

どんなあさりなのか、
江戸前あさりについてと、
入手できる場所や、
通信販売されているのかなどについて
調べてみましたよ。

江戸前あさりとは
江戸前あさりが買える場所
江戸前あさりの通販
1. 生協の宅配　パルシステム
2. World Fish Market TOS-WAY
まとめ

江戸前あさりとは

そもそも「江戸前」って

なにをもって「江戸前」とするのか、
なんですけど、これ結構前、
2004年に水産庁の分科会にて、
どこで獲れたものを「江戸前」とするのか
議論がかわされたそうなんですね。

結果、東京湾全体でとれた
新鮮な魚介類を指すことになったんですって。

江戸前あさりの本場は木更津

以前記事にした、江戸前オイスターも千葉県でしたが、
江戸前あさりの本場は木更津のようです。

木更津市内の漁協の最大の収入源は
江戸前のアサリでした。
まさに江戸前あさりが収入源だったんですね。

2007年、アサリに寄生する
カイヤドリウミグモの大量発生が原因で
アサリ漁は壊滅的な被害を受けます。

カイヤドリウミグモとは、
二枚貝に寄生して体液を吸う寄生虫です。
別名「海の吸血鬼」ともよばれるそう。
何故か木更津界隈にだけ大量発生し、
アサリの漁獲量は元に戻らないままなのだそうです。

でも、養貝場を作るなど、
漁協による漁場管理の成果が現れ始め、
漁獲量は昨年から右肩上がりに転じた模様です。

このように本場が打撃を受けたせいもあり、
築地で扱われるアサリの1割程度しか
江戸前あさりはないそうなんです。

以前の江戸前オイスターの記事はこちら

「江戸前オイスター」通販は可能？！都内で食べられるお店は？

江戸前あさりの特徴

かなり色が白く、色白のせいか、
模様が明瞭に出るみたいですね。

形的な特徴は、比較的横長。
全体的にスマートな印象。

https://namo831.exblog.jp/

味の大きな特徴は出汁がしっかり出るところ！！
江戸前あさりと言えば、
つくだ煮や深川飯が挙げられますよね。
どっちも旨味がしっかりないと
美味しくないお料理ですもんね。

江戸前あさりが買える場所

「江戸前あさり」と名のつくものは
市販では見つけられませんでした。

「国内産」や「浜名湖産」は
スーパーでもありますけどね。
江戸前のアサリだったら絶対つけますよね、
「江戸前」って。

江戸前あさりの通販

色々さがしてみたのですが、
つくだ煮などの加工品を売る店はありますが、
貝そのものを販売しているところはほぼなく、
見つけられたのはこの1つです。

…江戸前あさりのレア具合を痛感しますね。

生協の宅配　パルシステム

販売ページはこちら。

会員制のためなのか、
価格もグラム数も書かれていないのですが、
明確に「江戸前あさり」と書かれています。

『江戸前あさり（冷凍）』は、
身の入りのよい時季に、
千葉県沖の東京湾で水揚げされたあさりを使用。

パルシステムとの産直提携を結ぶ千葉県漁連の原料です。
木更津・富津など千葉県沿岸は
海流やプランクトンの種類など、
あさりの生育に適した漁場だから、うまみがしっかり。

原料の漁法では、伝統的な「腰巻き漁」も残っています。
潮の引いた遠浅の海に腰まで浸かり、
柄のついた鉄かごを海底に潜らせ、
テコの原理で掘り起こします。
効率のみを優先しない、
人の手による、貝を傷つけにくい漁法です。

独自の技術で急速凍結。
市販ではなかなか見かけません。

水揚げされたあさりは、砂抜きして加熱した後、急速凍結。
うまみを逃がさず、調理すればきちんと口を開ける技術は、
千葉県漁連独自のもの。

面倒な砂抜きが不要で、調理は凍ったまま、
サッと水洗いして熱湯に入れるだけ！
ストックしておき、手軽に使える国産の冷凍あさりは、
スーパーではなかなか入手できません。
貧血を予防するビタミンB12や鉄分が豊富なあさりで、
週に一度はみそ汁をどうぞ！