岐阜の摘草料理かたつむり|ジビエ料理の名店!料理内容や場所・行き方は?

<岐阜の摘草料理かたつむり|ジビエ料理の名店!料理内容や場所・行き方は?

情熱大陸でつい最近聞いて
まだ覚えている『摘草(つみくさ)料理』
の料理人が紹介されるそうです。

知らなかったのですが、
摘草料理って新しいものではなくて
昔から文化人に愛されてきたお料理のようですね。

その料理人のお店は岐阜の山県市にある
摘草料理かたつむり。

先日記事にした、
京都のこだわり飲食店『草喰なかひがし』
摘草料理のお店だったんですよね。
最近増えてるのかなぁ…

↓草喰(そうじき)なかひがしの記事↓

草喰なかひがし|京都左京区のこだわりがすごい和食店!|日曜の朝は旅に出よう

上の記事を書きながらも思ってたんですけれど、
摘草料理ってこだわりを持った料理人が
手掛けるものみたいで気になっちゃいます。

ですので摘草料理かたつむりについて
お店の雰囲気や場所、行き方、
メニューなど、詳しく調べてみましたよ。

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摘草料理かたつむりはこんな店

摘草料理かたつむり
里山の幸を提供する日本料理店です。

大泉洋さんや秋元康さんも絶賛する
お店なんですよ。

オーナーの清水滋人さんと
シェフの岩田芙美代さんで切り盛りしています。

シェフはイタリアンや
京料理などの名店で修行を重ねてきた本格派。

閑散とした過疎化の進む集落にある
摘草料理かたつむりですが、
全国から美食家が集い、年中にぎやかです。
予約は1年後まで埋まっているそう。
予約は1日16人だそうですよ。

※来店3日前までの予約が必須の
完全予約制です。

 

 

奥は普通の民家みたいなんだけどね。
入口が粋で素敵。

入口の脇には手書きの味のある看板が並んでいます。

奥の建物がこれ。
ね?おうちみたいだよね。

 

はジビエのお店らしく
動物の骨標本的な頭蓋骨や毛皮などもあって、
非日常な野趣あふれる感じです。

 

 

摘草料理かたつむりの場所と行き方

住所岐阜県山県市長滝502
山県市街から離れた山間部に位置します。
結構不便な場所かと思われますね。

なので車で行く人が多いでしょう。
もちろん駐車場もあるので大丈夫。
入口のすぐ横が駐車場になっていて
3台駐車可能。

…でも毎度ながら酒呑みは思うのです。
せっかく美味しいの食べるのに、
呑めないの?
と。

大丈夫!吞めますよ!!
タクシーなら岐阜駅から40分ほどで
到着できますし、
公共交通機関でも行けますから!
最寄のバス停は『伊自良長滝』です。

 

公共交通機関で行く場合

まずJR岐阜駅まで行きましょう。

岐阜駅のバス12番乗り場から
『N80』の『山県バスターミナル行き』に乗り、
「岐北厚生病院前」で一旦降ります。
約36分かかります。

今度は道路を挟んで反対側に見える
「岐北厚生病院前」乗り場にいって乗り換えです。

『ハーバス 伊自良・大桑線』の『伊自良湖口行き』
乗ります。
※一瞬来た道を戻りますけど、
すぐ曲がって目的地に向かいますので安心してくださいね。
約40分摘草料理かたつむりの最寄りの
『伊自良長滝』バス停に到着します。

 

乗り換えでの待ち時間を含めると
岐阜駅からはスムーズにいっても一時間半くらい
かかりそうですね。

ちなみにバスは大都会のように頻繁に出ていないので
あらかじめ時間を調べていきましょうね。

グーグルマップで
出発地: 岐阜駅
目的地: 伊自良長滝バス停
に設定し、公共交通機関で検索すると
調べやすいと思いますよ。

 

 

摘草料理かたつむりのメニュー

かたつむりのメニューは
こういうタイプのお店に漏れずコースのみです。

キノコや山菜がメインのランチコース
ジビエが足されたジビエコースの2つで、
それぞれ5,000円からと18,000円から

ジビエのコースで13品くらい
デザートとコーヒーで締めくくられます。

下でコースの中のいくつかを紹介しますね。

珍味や希少部位は予約するときに食べたいってお伝えすると
予算に応じて出してもらえるそうです。

例えば…

これは熊の手の煮込み。

しょうがを加え、3日間煮込んでいます。
コース代とは別で3万円~だそう。

人によってはドン引きするとも言いますが…

自然の営みや、命の尊さを知っているから
ひとつも無駄にできない、という考え方のもと
料理が作られています。

オーナーは「ジビエ仙人」「キノコ仙人」と名高く、
キノコや山菜にもとても詳しい方です。
自らジビエ食材の卸をしていた経験もあります。

今も鹿や猪、熊など、知り合いの猟師さん1頭買いして、
自分で解体しています。
どんな状態の肉か確実に自分の目で確かめるために。

キノコや山菜も自ら採りに行きます。

そのため、使われる食材は季節によって
大きく異なり、毎日一期一会。

春は山菜や鴨、春を告げる茸モリーユ
夏にはうなぎや鮎、ポルチーニ、
秋はキノコ、冬は熊など。

 

ジビエは自然の生き物なので
希望した食材があるとも限らないのですが、
それがなくても初めて味わう
最高に美味しいものに

絶対に出会える場所、
それが摘草料理かたつむりなのです。
オーナーは山のプロフェッショナルだから、
任せて間違いなしなのです。

 

大泉洋さんが秋元康さんに
「すごいお店見つけちゃった」って
紹介したのもうなずけますよね。
自慢したくなっちゃうと思うもん。

 

美味しいって評判の逸品をちょっと紹介すると…

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秋元康さん絶賛イノシシのスペアリブ

『シンプルながら味の深さが段違い』
『最強レベルの美味しさ』
と、大絶賛なさっています。

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前菜にちょっこしついている燻製肉。

川海老や、熊とともに炊いたお野菜やらも
じんわりした旨味が美味しいのですが、
口コミで特筆されているのはやはりジビエの燻製。
その時々でイノシシの膵臓だったりシカの腎臓だったり、
様々なのですが、内臓系は
赤ワインに数日漬けてから燻製しているので香りが芳醇で
おつまみに最高だそう。

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アカヤマドリタケの握り

これは結構出てくる頻度が高いよう。
アカヤマドリダケというキノコをソテーして
ごはんにのっけたお寿司。

食感と風味がすばらしく、
大トロの炙りみたいな食感なんですって!

アカヤマドリタケはこんなキノコ。
割とメジャーみたいですよ。
「和製ポルチーニ」ともいわれます。

梅雨明け頃からみられるキノコで山鳥の羽に似てるから
アカヤマドリタケってつけられたみたい。
ちなみに「アカヤマドリタケモドキ」がポルチーニです。

 

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朝獲れ鴨肉の焼肉

解禁時期しか食べられない、朝とったばかりの鴨。
美味しいに決まってますよねー!

鉄板で好みに焼き上げ、岩塩を少しかけていただきます。
ロースはさっぱり目の味わいで、
モモは甘みが強くて味も濃厚。
どっちも癖などはなくて非常においしいんですって。

 

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キノコ鍋でジビエ肉しゃぶしゃぶ

 

コースのメインになることが多いみたい。

これは猪かな。

 

これは熊よね。
生食OKの時もあって、食べた人によると
「融点が低くて口の中で溶けるさっぱりしたバターみたい」
だそうな。

キノコ鍋にはいろんなキノコが入っています。
キノコ仙人なオーナーが自ら
季節のキノコを採取してきます。

そこへしゃぶしゃぶと。

熊肉は想像以上に甘くて、
口の中で脂がどんどん溶けていくし
猪は弾力がすごくあって
噛めば噛むほど旨味が出てきます。

食べてみたーーーい!!

キノコ鍋にうまみがあるため特に別の調味料はいらず、
味変したいときは、
ユズこしょうなどを加えるといいそうですよ。

で、〆に雑炊にする、と。

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コース内容はこれだけではありませんよ。
ほとんどのメニューは毎日違うし、
種類もいっぱいです。

 

デザートの季節のフルーツを食し、
ノートに電話番号やこれから食べてみたいもの、
好みの食材などを記入してから帰りましょう。

書かれた食材が入った際などに
連絡をくれるそうですよ。

 

まとめ

情熱大陸で紹介される料理人のお店
岐阜県山県市にある
摘草料理かたつむりです。

オーナーはジビエ仙人・キノコ仙人と言われる
山野の幸のエキスパート。
シェフはイタリアンや京料理の名店で修業した本格派

オーナー自ら獣を解体し、キノコ狩りに出かけ、
間違いなく美味しい食材を確認し、選ぶこだわり
食材が間違いないから料理の技もますます生かされる
そんないい循環の料理店です。

全国の食通がこぞって予約を入れる名店でもあります。
秋元康さんもお気に入りです。

完全予約制で1日最大16名まで。
5,000円からのランチコース
18,000円からのジビエコースがあります。

ジビエと山の食材で作られるがため、
希望の食材がいつもあるとは限りません。
でも、初めて味わう、
最高に美味しいものに絶対に出会えること
間違いなしですよ。

市街地から離れた山間部にあるため、
車やタクシーで向かう方が楽ちんではありますが、
岐阜駅からバスを使っていくことも可能です。

岐阜駅から車やタクシーだと約40分、
バスだと乗り継ぎ含み1時間半ほどかかります。
…結構かかりますよね。

それでもここの料理を食べたくて
向かう人が後を絶たないのは
めっちゃ美味しい料理が出てくるからに
他ならないのではないでしょうか。

是非行ってみたいです!!

 

摘草料理かたつむり
住所:岐阜県山県市長滝502
電話:0581-36-3621
HP:なし
完全予約制(3日前までに予約が必要です)
営業時間は12時から15時、18時から21時
不定休です。

ここまでご覧いただきましてありがとうございました!

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